プロローグ その日は朝から南風が強く吹いていました。 梅雨が明けようとしているようでした。 その頃の私はお金もなく親しい友達もなくそして道に迷っていました。 それでも時間だけは有り余っていた私は毎日多摩川へ出て堤防の上のサイクリングロードを歩…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。